音楽業界がCDを売るよりも考えた方が良いこと

CDが売れないというのは、もはや常識になってきた。それなのに未だに一生懸命に売ろうとしている。そこが間違いだということに気付いていないのかな?と思う。賢いミュージシャンやマネージメントは、CDを売ることを完全に放棄し、LIVE収入やグッズ、版権ビジネスに勤しんでいる。正しいと思う。どんなビックアーティストでも10万枚も売れない時代なのだ。売れないことにしがみつくより、売れることに舵を切った方がよっぽど良い。CDの話に戻る。初回特典としてミュージックビデオを付けている場合がまだまだ多い。お金をかけて作ったのだから、少しでも回収したいのだろう。中には、you tubeで一部だけ見せるというせこい手法もよく見かける。でも、今や無料動画の全盛期。コンテンツは「無料が常識」なのだ。持ち運び自由でいつでもどこでも聞けて、しかも無料。一度でもこの「蜜」を吸ってしまうと、もうCDを買おうという気は起こらないし、ミュージックビデオのありがたみも薄れる。だから、いっそのこと発想を転換してしまえば良い。you tubeにどんどん映像も曲もアップして、無料で見せてしまう。10万枚CDを売るのは難しいが、10万回再生してもらうのは、けっこう簡単だ。CDはLIVEに来た人に特典としてあげれば良い。制作原価をチケット代に少しだけ乗せれば大丈夫。流通費も販売店のマージンも取られないから500円も足せば充分ペイできる。今までのやり方がお金も手間もかかりすぎていたのだ。それに気付いていながら、横並びの意識が強い業界なので、誰もやろうとはしなかった。が、もうそんなことは言ってられない。レコード会社もいよいよ持たなくなってくる。合併や再編がいつでもあり得る。お金のかからない手法なのだから、こういうことをさっさと試してみれば良いのに。誰か大物がやり出すと、一気に流行する可能性もある。というより、誰かがやってくれるのを、今か今かと待ち望んでいる。うかうかしているうちに、共倒れにならないことを祈る。一人の音楽ファンとして。

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